はじめてでも簡単!秋刀魚が劇的にうまくなる炭の熾し方とおすすめ炭
秋の味覚といえばやっぱり秋刀魚。
脂がのった身と炭で焼いた香ばしい香り。
しかし、炭火と聞くと「面倒くさい…」と思うのです。
ちょっとしたコツを知るだけで、初心者でも美味しい炭火焼きが楽しめます。
⭐️これなら、炭火焼きをやっても良いかなって思います。
🔥炭の熾し方の基本
まずは炭を熾すところから。道具はシンプル。
用意するのは炭、着火材、ライター、うちわ。
チャコールスターターがなくても大丈夫。
炭をピラミッド状に積み上げ、下に置いた着火材に火をつけるだけで、自然に空気の通り道ができ、炭に火が回ります。

火がつくと炭の表面が白っぽくなり、芯が赤く輝いてくる。
この状態が「熾った」というらしい。
炭全体がしっかり赤くなるまで、焦らずじっくり待ちましょう。
基本は放置プレイです。たまにうちわも使うけど。
🔥初心者でも使いやすいおすすめの炭
炭の種類によって火力や香り、食材への影響が変わります。初心者でも扱いやすく、美味しく焼ける炭をいくつか紹介します。
① オガ炭
オガ炭は成型された炭で、火がつきやすく、燃焼時間も安定しています。
形が均一なので火力調整もしやすく、煙も少なめ。初めての炭火でも安心して使えます。
ピラミッド状に積むだけで、スムーズに火を熾すことができ、網の上で秋刀魚を焼くのも簡単です。
② 国産ナラ炭(岩手切炭)
遠赤外線効果が高く、秋刀魚や肉をふっくらジューシーに焼き上げます。火がつくまで少し時間はかかりますが、一度熾せば長時間安定した火力で調理可能。炭の香りも食材の味を邪魔せず、炭火焼きならではの香ばしさを楽しめます。
③ ラオス産備長炭
火持ちが非常に長く、香りも穏やかで食材の味を邪魔しません。じっくり焼く料理や、何度も火力調整をしたい本格派向け。値段はやや高めで火起こしに時間がかかるため、慣れてきたら挑戦すると良いでしょう。
🐠秋刀魚の焼き方ポイント
炭が熾せたら、いよいよ秋刀魚を焼きます。
まず網を軽く炙り、油を薄く塗ると皮が網にくっつきにくくなります。
秋刀魚は赤く熾った炭の上に置き、じっくりと焼きます。
ポイントは遠火!
皮がパリッとし、身がふっくらしてきたら裏返すタイミング。あまり頻繁にひっくり返すと身が崩れるので注意です。
焼いている時の煙が秋なのです。
脂が落ちる音、皮の香ばしさ、そして炭火ならではのじんわり熱が伝わる温かさ。
焼けた秋刀魚を食べると「炭火焼き最高!」となるの。
まとめ
食材がおいしく焼けるのは国産ナラ炭の岩手切炭だと思うのです。
備長炭は取り扱いのハードルが高い。これは慣れてから。
炭の熾し方を覚えるだけで、魚でも肉でもおいしく焼けるようになるから、キャンプレベルがアップしちゃいます。


